ジャック・ケルアック
2021/08/02
京都から電車を乗り継ぎ1時間半ほど。兵庫県神戸市のBBプラザ美術館にて素敵な展示が今週末まで開催されております。
―ジャック・ケルアック『オン・ザ・ロード』とビート・ジェネレーション 書物からみるカウンタカルチャーの系譜-
初めて「オン・ザ・ロード」を読んだときはケルアックシャツが初めて登場した2017年。
19歳には難しいアメリカ文学特有の言い回しや、知識不足で内容を理解することにも大混乱。
ボリュームのある文庫本に何度も心が折れそうになりましたが、ポータークラシックの真髄にある“ビートニク”を少しこの時感じれた気もしました。
今回の展示では実に分かりやすく小説に登場する4つの旅がマップとともに説明され、ケルアックを取り巻くビート・ジェネレーションの小説家、詩人たちについて、書籍を中心とした展示内容に時間を忘れて没頭。
すずしーーーーーい快適な館内で、じっくり改めて勉強させていただきました。
夏の美術館は、暑い外から館内に張った瞬間の「涼しい~~~!!」がやっぱり最高ですね。
アメリカ・マサチューセッツ州ローウェルに生まれたジャック・ケルアック(1922-1969)は、1947年よりヒッチハイクで代表小説『On the Road(オン・ザ・ロード)』のもととなるアメリカ大陸横断の旅を始めました。1957年に同小説が出版されると、多くの愛読者と熱狂的な信奉者を生み、文学の枠を超え、映画や音楽などさまざまなカルチャーに多大な影響を与えました。
本展では、ジャック・ケルアックとその周辺のビート・ジェネレーションと呼ばれる作家たちに焦点を当て、ケルアックの全著書の初版本やビート作家たちの旧蔵本、日本のカウンターカルチャー黎明期のミニコミ誌まで、初公開の資料を含む300余点を出品し、その魅力に迫ります。
展示は4つのセクションに分類し、1:ジャック・ケルアックの全著作の初版本及び資料、2:ビート・ジェネレーション作家の稀覯本、3:シティライツ書店とリトルマガジン、4:ゲーリー・スナイダーと日本のビート・ジェネレーション、の順に紹介します。
また、本展では、ケルアック エステートとジム・アーセー コレクションの協力を得て、ジャック・ケルアックがタイプライターで21日間打ち続けて書き上げたといわれる『On the Road』のスクロール原稿(全⾧約36m)を印刷再現し、公開します。※BBプラザ美術館ホームページより https://bbpmuseum.jp/
燃えて、燃えて、燃え尽きる、
アツい夏にはアツいロードムービーでケルアック大先輩に最敬礼するとともに乾杯です!
ぜひとも読んでいただきたい、ジャックケルアック最高傑作小説。
後のあらゆる文化に決定的な影響を与えた伝説の書はボブ・ディランに「ぼくの人生を変えた本」と言わしめた青春のバイブル。
活字が苦手な方はぜひとも映画で「オン・ザ・ロード」
映画ではビバップに合わせてみんなで踊り狂うシーンが大好きです。
ジャック・ケルアックってかっこいい、、、
改めて実感すると共に、きっと喉から手が出るほど欲しくなるケルアックシャツ。
マイサイズ、ぜひともお買い逃がしのないようお気を付けくださいませ。
ちなみに帰りは展示に大興奮、すぐにジャーナルを更新したくてスマホにメモを書き留めていたら電車を乗り過ごし、阪急 北千里駅、終点まで気が付きませんでした。
関西の電車の乗り換え勉強中です。
増井